中足趾節関節について
こんにちわ!
今日もやんわりとアウトプットしていきます!
今回は"中足趾節関節"について
やんわりとアウトプットしていきます!
では、早速、、、
中足趾節関節
(Metatarsal phalamgeal joint:MTP jt)
この関節は、5つの中足骨と基節骨から
構成される関節です!
この関節の可動域は
背屈:約90°
底屈:30-35°
といわれています!
運動自由度は2度であり、
矢状面で動きが生じる水平軸では底背屈
水平面で動きか生じる垂直軸では内外転
の運動が可能です!
ちなみに、中足趾節関節のすべての随意運動の回転軸は
各中足骨頭の中心を通っています。
次に、中足趾節関節に関与する
靭帯を見ていきます!
深横中足靭帯
(Transverse metatarsal ligament)
この靭帯は5つの中足趾節関節に隣接している足底板に結合しており、これらの足底板を互いに連結することで第1列と同様の面にほかの指を保持するのを助ける役割があります。
これにより、足部の推進と体重支持に適合させています。
ちなみに、足底板は下図に示します!
出典:Donald A.Neumann原著 筋骨格系のキネシオロジー P659 図14-37引用
ちなみに、先ほどから出ている
"第1列"とは??
第1列とは、
第1楔状骨(内側楔状骨)と第1中足骨で
構成されている部分です。
第1列の可動域は、距骨下関節の肢位に影響しています。
距骨下関節回内位では第1列の動きは増加
反対に回外位では動きは減少します。
下図を参考に見てください。
この図は、右距骨下関節を正面から見ています。
また、矢印の下の図は"第1中足骨"の可動範囲を表しています。
歩行の際、ICでは距骨下関節回外から中間位まで回内方向への運動が生じます。
そこからLRで徐々に距骨下関節回内運動が生じ、Mstでも回内位となります。
その後Tstで距骨下関節の回外方向への運動が生じることで、骨の剛性が高まり、関節を固定してくれます。
距骨下関節回外位では骨の剛性が高まることで、第1列も固定されたように動かしずらくなります。
そのため、距骨下関節回外位では、第1列の可動域は減少するということになります。
分かりにくい説明ですみません、、、
また、
第2列は第2楔状骨(中間楔状骨)と第2中足骨
第3列は第3楔状骨(外側楔状骨)と第3中足骨
第4列は第4中足骨のみ
第5列は第5中足骨のみ
という構成になっています。
下の図は第1列と第5列のみを表示しています。
足部は約20~30㎝という長さしかありませんが、たくさんの関節や骨、靭帯が存在しそれらの相互作用や働きによって私たちの歩行やバランスの安定を担ってくれているとおもうと足に感謝ですね!!
今回も浅くざっくりですが
最後まで読んで頂き
ありがとうございました!!
参考書
・Donald A.Neumann原著:筋骨格系のキネシオロジー P659-660
・山嵜勉編集:整形外科理学療法の理論と技術 P41-42
・武田功監修:臨床歩行分析ワークブック P36-37