ptoutput’s diary

リハビリに関しての知識の共有やアウトプットをしていこうと思っています!

介護保険制度について

 

こんにちわ!!

普段臨床に出ている中で、患者様が自宅退院するにあたり福祉用具を使用し、自宅内の環境設定やサービス利用などを多職種やご家族様に提案したり、実際に導入したりすることがあると思います。

 

その際に"介護保険"を利用することが多いと思います。

介護保険があれば、

・どれくらいの金額・費用

・どのようなサービスが受けられて

・どういうものをレンタルor購入できるのか

などを知っておかないと、

ご家族様にしっかりとした説明や必要性を伝えられませんよね?

 

なので今回は介護保険制度の仕組みや要介護度などをざっくりと

アウトプットしていきます!!

 

では、早速、、、

 

そもそも介護保険制度(介護保険)とは

"介護を必要とする人を社会全体で支え、安心して生活ができるような仕組み"

のことです!

 

この介護保険制度により、さまざまなサービスを受けることができます!

 

介護保険制度の運営主体となる保険者は

国民に最も身近な市区町村です!

 

対象者は"第1被保険者""第2被保険者"

2つに分かれます。

この2つを図にしたので参考にして下さい!

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第2被保険者に関しては、

16種の特定疾病による場合とあります。

どのような疾病なのか確認していきます。

 

16種の特定疾病とは

パーキンソン病

脊髄小脳変性症

・リウマチ

・脳血管疾患

後縦靭帯骨化症

 骨折を伴う骨粗鬆症

・初老期認知症

・多系統萎縮症

・ガン末期

筋萎縮性側索硬化症

・早老症

・糖尿病性神経障害

 糖尿病性網膜症

 糖尿病性腎症

・閉塞性動脈硬化

 慢性閉塞性肺疾患

 変形性関節症

 

となります。

たくさんあると覚えにくいですよね。

学生のときは、それぞれの頭文字をつなげて

"パセリ残したガキ外へ(パセリのこしたガキそとへ)"

という語呂で覚えていました笑笑

 

では次に、要介護度についてです!

介護保険申請にあたり、保険者さんが

どの程度自分で生活を送れるのか

どれぐらいの介助が必要なのかを認定調査員の方が

調査し、どのレベルに当てはまるのかを判断します。

 

要介護度は

要支援1、2

要介護1、2、3、4、5

と7段階に分けられ、どの段階かによって

使用できるサービスの種類やレンタルできる

福祉用具の種類も変わってきます!

 

それぞれの段階をざっくりみてみます。

まずは"要支援"

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次に"要介護"

 

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ざっくりとした内容ですが

以上が要介護度のそれぞれの

特徴、レベルとなります。

 

今回も最後まで読んで頂き

ありがとうございます!!!

 

次回はこの続きで、介護保険でレンタルできるものについてアウトプットしていきます!!