ptoutput’s diary

リハビリに関しての知識の共有やアウトプットをしていこうと思っています!

グローバル筋とローカル筋

 

こんにちは!

今回も体幹筋に関してやんわりアウトプットしていきます!

 

では、早速、、、

 

体幹筋には2種類の分類があります。

それは、題名にもある通り

グローバル筋ローカル筋

 

よく聞く言い方をすれば

アウターマッスルインナーマッスル

という表現になります。

 

それぞれの役割について説明します。

図が分かりづらくてすみません、、、

 

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グローバル筋

・脊椎に直接付着しない筋肉

・たくさんの関節をまたぐ筋肉

・主に表在筋

・胸郭から骨盤に力を伝達する

 

上図の左側の赤線のように胸郭、骨盤を

つなぎ、脊柱の大きな動きを

コントロールしてくれますが細かい動きの

コントロールはできません。

 

筋肉でいうと

腹直筋外腹斜筋などにあたります。

 

ローカル筋

・腰椎に直接付着する筋肉

・深部に位置する筋肉

・腰椎の分節的安定性に関係する

 

上図の右側の赤線のように、椎体の各分節で

筋が付着しているため、脊柱の細かい動きを

コントロールし、安定性を高めてくれます。

 

ちなみに、赤で薄く示しているのは

腹横筋であり、深部の筋はある程度の筋緊張を

与えて体幹の安定性を高めてくれてます。

 

筋肉でいうと

腹横筋多裂筋などにあたります。

 

グローバル筋とローカル筋の双方ともに

大事な役割を果たしているためどちらかだけを

賦活するのではなく、双方ともに作用できれば

より腰椎の安定性や関節の剛性が高まると思います。

 

今回も最後まで読んで頂き

ありがとうございました。

 

 

参考文献

・大久保雄:体幹筋機能のエビデンスアスレティックレーニング 日本アスレティックレーニング学会誌 第5巻 第1号 3-11(2019)

・齋藤昭彦:体幹機能障害の分析および治療-腰椎の分節安定性- 理学療法科学 22(1):1-6,2007