ptoutput’s diary

リハビリに関しての知識の共有やアウトプットをしていこうと思っています!

運動学習 Motor learning

こんにちは!

ブログ初心者ですが、自分なりに

アウトプットしていこうと思います!

 

ふと、毎日リハビリをしている中で、

患者さんも必死に頑張っているのですが、

・なかなか動作を覚えてくれない

・同じミスを繰り返す

ってこと、ありませんか?

 

私たちセラピストも、その原因は何かな?

・認知機能の問題?

・海馬の萎縮・損傷?

・運動学習の問題?

などと考えながら介入していってる訳ですが、、

少しでも、患者さんが無意識に行えるように動作を

獲得できればと思ったので、

今日は「運動学習」についてやんわり書いていきます!

 

では早速、、

運動学習には

①適応

②条件反応(連合学習)

③非連合学習

④運動スキル学習

など、いろんなタイプがあります。

 

まず、

①適応(adaptation)とは、

変化する感覚入力に対して運動の出力を修正する能力。

多くは、脊髄と脳幹の反射経路を介して

無意識に行われています。

ex)前庭動眼反射(vestibulo-ocular reflex:VOR)

 →対象物に視線を固定し続けるために、

  眼球と頭の動きを統合している。

  頭の動く速さや静止時の頭の位置などの

  状況の変化に即座に対応するので、

  適応学習を反映したものとなっている。

 

②条件反応(conditioned response)とは

適応的・自動的ともいえる学習の一形態。

また、非連合性でもある(③で説明)。

ex)パブロフの犬

 →ベルの音が鳴るとご飯がもらえる

  という学習をした結果、

  ベルの音が鳴るだけで、よだれがでる

  というように条件づけされた学習。

 

③非連合学習(nonassociative learning)とは

単一刺激の連続による学習。

繰り返される刺激に対する慣れや感作を含む。

・慣れ(habituation)

 →刺激に対する反応の減弱

 

・感作(sensitization)

 →刺激(主に痛み)に対する反応の増強

 

④運動スキル学習(mortor skill learning)とは

課題の速度、精度、正確さ、効率を上げるために

今までにない新しい動きを組み立てること。

 

この、運動スキルを獲得すること(学習)と

そのスキルを保持すること(記憶)は別々の神経過程。

 

ex)練習を繰り返せば、あるリズムで指を

 タッピングするという運動スキルは

 上達するでしょう。でも、この動作を

 新しいスキルの中で使わなかったり、

 将来使わなければ、そのスキルを

 保持することは出来ない。

 

さらに、加えるなら運動学習には段階がある。

 

ということで、今回はこの辺で終わりにします。

書いてあるものをそのまま綴っているような

感じではありますが、次回は続きで、

「運動学習の段階」から書いていこうと思います!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました😊