ptoutput’s diary

リハビリに関しての知識の共有やアウトプットをしていこうと思っています!

横足根関節の運動

 

こんにちわ!

今回は前回に引き続き、横足根関節についてアウトプットしていきます!

 

前回の記事を確認したい方はこちらから!

 

ptoutput.hatenadiary.jp

 

 

 

 

では、早速、、、

 

横足根関節は他の足部の関節同様、

運動軸があり、距骨下関節とともに強い

機能的な関連を持っています。

 

また、この関節は縦軸斜軸の2つの運動軸を持っています。

 

では、各運動軸と運動方向を見ていきます。

まずは縦軸から


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縦軸は、矢状面と水平面にほぼ平行であり

動きは前額面で生じ、

内がえし/外がえしが起こります。

 

今更ですが、それぞれの軸は

AP軸:前後方向を通る軸

   →前後・矢状縫合に平行

ML軸:内外側方向を通る軸

   →冠状縫合に平行

 

を表しています。

 

 

次に斜軸について


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斜軸は、前額面にほぼ平行であり

動きは矢状面水平面で生じ、

回外(底屈と内転)/回内(背屈と外転)

が同時に起こります。

 

 

横足根関節は外がえし/内がえし回外/回内などの

運動を可能にしているため、荷重した足部を

様々な地形に適合させてくれます。

 

ぼこぼこした岩場で立てるのも、

傾斜したところを歩けるのも、

この関節があるからこそですね!!

 

横足根関節よありがとう!!笑笑

 

ということで、本日も最後まで読んで頂き

ありがとうございました!!

 

 

 

参考書

・Donald A.Neumann原著:筋骨格系のキネシオロジー P645-649

・山嵜勉編集:整形外科理学療法の理論と技術 P40

・中村隆一、齋藤宏著:基礎運動学 第6版補訂 P262