足根中足関節のざっくりとした解剖
こんにちわ!
今回は足根中足関節の解剖について
やんわりとアウトプットしていきます!!
では、早速、、、
足根中足関節(Tarsal metatarsal joint)は
3つの楔状骨と立方骨の遠位面との間で
構成される関節であり、
別名リスフラン関節とも言われています。
関節の位置は下図に示しています!
この関節の位置と名前を覚えるために、国試前に
「フランフランフランスは遠い」
とリスフラン関節は足関節より遠位にある!
という風に覚えていました笑笑
足根中足関節は各中足骨と楔状骨・立方骨と
連結しており、それぞれ
第1中足骨は内側楔状骨
第2中足骨は中間楔状骨
第3中足骨は外側楔状骨
第4・5中足骨は立方骨の遠位面
と連結しています。
ちなみに、第2中足骨底は内外の楔状骨に
挟まれているので動きが最も少ないといわれています。
次に、この関節に関与する靭帯について
やんわり見ていきます!!
まずは、
背側足根中足靭帯
(Dorsal tarsometatarsal ligaments)
この靭帯は各楔状骨や立方骨から
中足骨にかけて関節を固定されています。
底側中足靭帯(Plantar tarsometatarsal ligaments)
この靭帯は足底面で各中足骨を固定しています。
背側中足靭帯(Dorsal metatarsal ligaments)
この靭帯は背側面で各中足骨を固定しています。
これらの靭帯は、立脚後期(Terminal stance:Tst)での
前足部の安定性に有用となっています。
今回は簡単な解剖学をざっくりとアウトプットさせて頂きました。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました!!
参考書
・Donald A.Neumann原著:筋骨格系のキネシオロジー P658
・山嵜勉編集:整形外科理学療法の理論と技術 P41